「子どもの支援がしたい」と思って放課後デイサービスに転職したのに、思っていた以上にきつくて毎日ヘトヘト…という声はよく聞きます。
介護職とも保育職とも違う独特の難しさがあるのが、放課後デイサービスの現場です。
この記事では、実際に働いた人たちの声をもとに「なぜきついのか」「どうすれば続けられるのか」を正直に伝えていきます。
放課後デイサービスがきついと感じる主な理由
放課後デイサービスは、障害のある子どもたちの放課後や休日を支援する場所です。
介護施設とは違い、子どもが相手なのでとにかく動きが読めない。
パニックになる子の対応、他の子への声かけ、保護者への連絡帳記入——これらがほぼ同時進行で押し寄せてきます。
さらに学校が終わってから来所するため、短時間に業務が集中するのも体力的にきつい理由のひとつです。
「子どもが好きで入ったんですが、こんなに体力を使うとは思っていませんでした。午後3時から7時の4時間があっという間に消えて、終わると本当に動けなくなります。しかも記録もその日のうちに書かないといけないので、残業も珍しくない。」
精神的にきつい場面が多い理由
子どもへの支援だけでなく、保護者対応が精神的な負荷になるケースが多いです。
毎日の連絡帳だけでなく、電話や面談でクレームに近い相談を受けることも少なくありません。
また、子どもの成長を感じながらも「自分の支援が本当に正しいのか」と悩み続けるスタッフも多い。
正解が見えにくい支援だからこそ、自己否定に陥りやすい職場でもあります。
「保護者からの要求が毎日違って、チームで対応方針を統一するのが難しかったです。上司に相談しても『臨機応変に』と言われるだけで、結局自分で抱えることになって、半年で限界が来ました。」
それでも続けている人がやっていること
きついのは事実ですが、続けられている人には共通した工夫があります。
「全部ひとりで抱えない」というのが最大のポイントです。
チームで記録を分担する、保護者対応は必ず上司を通す、感情的になった場面は後で振り返る時間を作る——こういった小さな仕組みを作っている人は長続きしています。
また「子どもの小さな変化を見逃さない」という視点に喜びを見つけられると、消耗感が少し和らぎます。
- ✅ 保護者対応は記録を必ず残し、上司と情報共有する
- ✅ 支援方針はチームで統一し、個人判断を減らす
- ✅ 1日の終わりに「うまくいったこと」を1つ書き留める
- ✅ 体力の消耗が激しい日は早めに退勤する仕組みを作る
- ✅ 子どもの小さな成長を「成功体験」として積み重ねる
限界を感じたら、環境を変えることも選択肢のひとつ
どれだけ工夫しても、職場の体制やシフトの組み方に問題がある場合は個人の努力では限界があります。
「仕事自体は好きなのに、この職場がつらい」という状態なら、転職を検討する価値は十分あります。
放課後デイサービスは事業所によって支援の質も職場の雰囲気もまったく違います。
同じ職種でも環境が変わるだけで、見違えるほど働きやすくなることは珍しくありません。


コメント