「現場の仕事がきつくなってきた」「でも介護の知識を活かして働き続けたい」——そんな気持ち、すごくわかります。
実は、介護職から福祉用具専門相談員への転職は、現場経験がある人ほど有利なんです。
体を使う介護から、提案・相談中心の仕事にシフトできる選択肢として、今注目されています。
福祉用具専門相談員ってどんな仕事?
福祉用具専門相談員は、車いすやベッド、歩行器など、介護保険で貸し出す福祉用具を利用者に提案・選定する専門職です。
ケアマネジャーや利用者・家族と連携しながら、その人の状態や住環境に合った用具を選びます。
外回りが中心なので、施設勤務のような夜勤はありません。
「体はきついけど、人の役に立つ仕事は続けたい」という人には、ぴったりのポジションです。
「特養で7年働いたあとに転職しました。腰を痛めていたので夜勤が続けられなくて。でも福祉用具の仕事は、現場で培った知識がそのまま武器になる。利用者さんの気持ちがわかるぶん、ケアマネさんにも信頼してもらいやすいと感じています。」
転職に必要な資格は?取得の流れを解説
福祉用具専門相談員になるには、都道府県が指定する「福祉用具専門相談員指定講習」を修了する必要があります。
カリキュラムは合計50時間で、通学またはオンライン受講が選べる機関も増えています。
費用は概ね3〜6万円程度。
講習の最後に修了試験がありますが、難易度は高くなく、しっかり受講していれば合格できます。
なお、介護福祉士・社会福祉士・看護師などの資格保持者は、この講習が免除されます。
すでに介護福祉士を持っている方は、資格なしで転職活動を始められるのが大きなメリットです。
- ✅ 福祉用具専門相談員指定講習(50時間)を修了する
- ✅ 介護福祉士・看護師などの資格保持者は講習免除
- ✅ 費用は3〜6万円が目安(機関によって異なる)
- ✅ 修了試験は筆記形式・難易度は高くない
- ✅ 転職先は福祉用具貸与事業所・専門店が中心
介護現場の経験は”強み”になる
福祉用具の仕事で意外と差がつくのが、「現場を知っているかどうか」です。
実際の介助場面を知っている人は、用具の選定理由を具体的に説明できるし、利用者の不安にも寄り添えます。
未経験から福祉用具に入った人が「なんとなく提案している」感じになりがちなのに対し、介護職出身者は「なぜこの用具が必要か」を体感で理解しています。
ケアマネや家族からの信頼を得るスピードが、明らかに違います。
「最初は営業職なんて自分には向いてないと思っていました。でも、利用者さんの自宅に行って環境を見て、一緒に考える仕事は、むしろ介護の延長線上にある感覚。転職してよかったと心から思っています。」
転職活動のポイントと注意点
求人を探すとき、まず確認してほしいのは担当件数と営業エリアの広さです。
1人で抱える件数が多すぎると、移動だけで1日が終わることもあります。
面接では「なぜ現場を離れたいのか」を正直に話しつつ、「介護経験を活かしたい」という前向きな動機をセットで伝えると好印象です。
体力的な理由は隠さず、ポジティブに言い換えましょう。
転職エージェントを使うと、非公開求人や事業所の内情まで教えてもらえるケースが多く、初めての転職でも動きやすくなります。
介護専門のエージェントに相談するのが、遠回りしない近道です。


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