「ユニット型特養に転職したけど、なんかしんどい…」と感じているあなた、その感覚は正しいと思います。
ユニット型特養は「個別ケアができる理想的な施設」として紹介されることが多いですが、現場で働いてみると想像と違うきつさがある。
今回は、その実態をきちんと伝えます。
ユニット型特養が「きつい」と言われる本当の理由
ユニット型特養は1ユニット10人前後の入居者を少人数のスタッフで担当する仕組みです。
「少人数だから目が届きやすい」というのは確かにそうなのですが、裏を返せば「一人ひとりが担う責任が大きい」ということになります。
夜勤は原則1ユニット1人体制。
10人の入居者を一人で見る時間帯があるわけです。
何かあったときに頼れる人が近くにいない、という孤独感とプレッシャーは想像以上のものがあります。
「夜勤中に2人が同時にコールを鳴らしたとき、どっちを先に対応すべきか一人で判断しなければいけなかった。
ベテランでも正直しんどかったです。」
ユニットリーダーへの負担集中という問題
ユニット型特養にはユニットリーダーという役割があります。
ケアの方針を考えて、記録をまとめて、新人の指導もして、ご家族への対応まで担うことがある。
それでいて処遇改善で給料が上がるかというと、施設によってまちまちです。
リーダー経験が浅いうちからその役割を押し付けられるケースも少なくありません。
「なんで私がこんなに抱えているんだろう」と燃え尽きる人が多いのも、ここに原因があります。
「ユニットリーダーになって半年で限界でした。
記録・ケアプランの確認・シフト調整・後輩指導を全部やりながら、自分も現場に入る。
体が2つ欲しかった。」
個別ケアの理想と現実のギャップ
ユニット型特養の理念は「その人らしい生活を支える個別ケア」です。
この理念自体は素晴らしいし、達成感につながることも事実です。
ただ、その理念を現場で実現しようとすると、時間もスキルも相当必要になります。
入居者一人ひとりの好みや生活史を把握して、それに合わせたケアを毎日続けるのは、人手が足りている状態でも決して楽ではありません。
人手が足りないまま「個別ケアをしてください」と言われると、理想と現実のギャップに追い詰められる感覚になります。
- ✅ 夜勤が1ユニット1人体制でプレッシャーが大きい
- ✅ ユニットリーダーに業務が集中しやすい
- ✅ 個別ケアの理念と人員不足が衝突しやすい
- ✅ 孤立感・孤独感を感じやすい働き方になっている
- ✅ 施設ごとの運営格差が大きく、当たり外れがある
それでも「向いている人」と「転職を考えるべき人」の違い
ユニット型特養が全員にとってきついわけではありません。
入居者との関係を深く築きたい人、個別ケアにやりがいを感じる人には、確かに合っている環境です。
大規模施設の流れ作業的なケアに疲れた人が「ここのほうが好き」と言うケースもあります。
一方で、今のユニット型特養がしんどくて毎日消耗しているなら、それは施設の問題である可能性が高いです。
ユニット型特養が合わないのではなく、その施設の運営体制が問題というケースは非常に多い。
同じユニット型でも、施設によって働きやすさは大きく異なります。
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よくある質問
ただし複数ユニットをまとめて1人が担当する施設もあり、その場合はさらに負担が増します。
夜勤体制は施設ごとに異なるため、面接時に必ず確認することをおすすめします。
「個別ケアは好きだけど夜勤の孤独がつらい」という方にはグループホームが合うこともあります。
自分がきついと感じている原因を整理してから選ぶと、ミスマッチを防げます。
もし断りたいのに断れない状況が続いているなら、それ自体が職場環境の問題といえます。
転職エージェントに相談することで、選択肢を広げることができます。


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